瀬棚線跡まとめ

瀬棚線の跡をめぐります。

駅舎は北檜山駅のみしか残存していませんが、沿線には2つの資料館があり、往時を偲ばせます。

 

 

国縫駅(準備中)

国縫駅は昔からの駅舎が残存。

末永く残ってほしいものです。

 

今金駅(訪問日2023/3/31)

 

今金駅跡には当時の遺構はなく、駅跡には風車を模した今金町商工会の建物が建っています。

 

駅跡には敷きなおされたレールがあり、そのそばには今金町内にあった駅名標のレプリカが置かれています。

しかし肝心の今金駅の駅名標はなくなっており、枠だけが残っています...

 

駅跡にある農業倉庫が、当時からある唯一の施設でしょうか。

 

北檜山駅(訪問日2023/3/31)

 

北檜山駅の駅舎は、函館バスのバスターミナルとして再利用されています。

 

待合室はそのまま残され、駅時代の面影が色濃く残ります。

 

駅裏にあったホームはなくなり、バスロータリーとなっています。

 

せたな町情報センター(訪問日2023/3/31)

北檜山駅跡から少し歩いたところには、せたな町情報センターがあります。

図書館と郷土資料館を併せ持ったような施設です。

 

資料館コーナーの中には、祭りで使用された備品や、昔の生活用品が展示されています。

 

奥には北檜山駅で使用された駅名標、丹羽駅の看板などが展示されていました。

 

瀬棚駅跡(訪問日2023/3/31)

 

瀬棚駅跡はデイサービスと公営温泉があり、駅跡の痕跡はほとんどありません。

駅名標とレプリカと、キロポストが置かれていました。

 

せたな町生涯学習センター(訪問日2023/3/31)

高校跡を利用したせたな町生涯学習センターには、瀬棚線に関する資料が展示されています。

 

この施設、瀬棚線に関する展示コーナーがなんと2つもあります。

まずは2階の部屋から。瀬棚駅の看板や運賃表のほか、瀬棚駅の模型もあります。

 

国鉄が行っていた、チャレンジ2万キロの顔出しパネルも展示されています。

このパネルが残っているのは貴重ですね。

 

1階の展示スペースには、瀬棚線の駅名標のほか、当時の機関士さんのインタビュー記事なども展示されています。

 

国縫駅にあったと思われる0キロポストも展示されていました。