湧網線の跡をめぐります。
- 中湧別駅跡(訪問日2020/8/30)
- 五鹿山キャンプ場(訪問日2020/9/5)
- 計呂地駅跡(訪問日2020/9/5)
- 佐呂間駅跡(訪問日2020/9/5)
- 知来駅跡(訪問日2020/9/5)
- さろまにあん
- 常呂町郷土資料館(未訪問)
- 常呂森林公園 百年記念展望塔(2022/5/16訪問)
- 能取駅跡(訪問日2020/9/5)
- 卯原内駅跡(訪問日2020/9/5)
- 卯原内小学校資料館(未訪問)
- 網走駅(訪問日2020/9/5)
中湧別駅跡(訪問日2020/8/30)
廃止翌年の名寄本線・中湧別駅。 pic.twitter.com/TCM111M37h
— Hobolodge Photo シュウマイではなくシウマイです (@OCoaltown) 2020年8月5日
ホームとこ線橋が残っています。
当時の雰囲気が感じられる素敵な駅跡です。
五鹿山キャンプ場(訪問日2020/9/5)
貨車移動機のほか、スハ45 31とスハフ42 518が保存されています。
ライダーハウスとして利用できます。
スハフ42のほうは座席も残っており、懐かしい雰囲気たっぷりです。
計呂地駅跡(訪問日2020/9/5)
【写真集P.162】湧網線 計呂地駅#湧網線 #廃線 #鉄道写真 #追憶の鉄路 pic.twitter.com/7yPRxVFRt5
— 北海道廃止ローカル線写真集『追憶の鉄路』 (@tsuioku_railway) 2020年1月28日
計呂地駅は交通公園となっており、駅舎とホームが残存。
当時の雰囲気を残しています。
駅舎内は資料館となっており、駅名標や時刻表が展示されていました。
ホームにはC58と客車2両が保存されています。
保存されている客車のうち、オハ62 91には座席が残存。
昭和レトロな車内がいいですね。
駅名標も保存されていました。
佐呂間駅跡(訪問日2020/9/5)
記憶は曖昧なのだが、中湧別~佐呂間の区間列車で訪れたような。
— 入間郡 (@irumagun) 2018年9月28日
たしか湧別行きを待つまでの時間つぶしで乗ったのでした…。
1985-8国鉄湧網線佐呂間駅 pic.twitter.com/2itc26mBOd
佐呂間駅跡地は交通記念館として当時の資料が残されています。
この建物の出自は謎で、
①当時の駅舎を移設したもの
②完全に新築の建物
とする2つの説があるそうです。
佐呂間町のHPには「移設された駅舎」とキャプションがついた写真があることから、個人的にはこれは移設された駅舎だと思っているのですが、内部があまりにもリニューアルされており確証が持てません。
現役時代の国鉄湧網線「佐呂間駅」と鉄道公園化された現在の駅舎
— 元最北のリスナー (@soya_cape) 2017年6月15日
湧網線廃止後、駅舎は西側80m程移設されました、その後上物の改装が施されたのではないかと思われます。 pic.twitter.com/OSBJ7WxIzM
駅舎の裏側を比較した投稿。
これを見る限り、同じ建物のように感じます。
近くの食堂の方が資料館の鍵を持っており、依頼すれば開錠してくれるようですが今回は窓越しに撮影。
駅で使用されていた時刻表や制服が展示されていました。
駅の看板や、仮乗降場の駅名標も展示されていました。
屋外には、車両が4両展示されています。
まずはD51565。北海道に来てからは小樽築港と追分に所属していたため、道東には縁がありません。
続いてスユニ50 517。
北海道向けの郵便荷物車です。1981年改造、1986年廃車と、短命だった車両です。
ちなみに隣には車掌車ヨ8017が展示されています。
公園の端に展示されているのはDE10 1677。
1974年落成にもかかわらず廃車は1987年と、こちらも短命に終わってしまった車両です。
知来駅跡(訪問日2020/9/5)
湧網線の仁倉駅と知来駅。湧網線で最後に開通した区間の2つの駅は同じ形の駅舎。駅便所が別棟でなく本屋内にある戦後の小駅舎の典型的なスタイル。 pic.twitter.com/QrwXF1o60k
— てんぽく(2k) (@Tempoku2000) 2021年4月22日
知来駅は駅舎が残存。
表札にはゲートボール会館と書かれていますが、使用されている様子は感じられませんでした。
軒先の屋根には古いレールが使用されており、この建物が鉄道施設だったことを物語っています。
さろまにあん
佐呂間町にあるとほ宿「さろまにあん」の談話室には、浜佐呂間駅の駅名標と時刻表が飾られています。
食事が非常においしい宿ですので、一度行ってみてください。
常呂町郷土資料館(未訪問)
旧常呂町富丘小学校を改装した常呂町郷土資料館には、常呂駅の看板をはじめとした各種資料が残っているそうです。
しかしこの資料館、行政のHPには存在すら書かれておらず、どうやって入るのかは全く不明です...
訪問した人のブログはこちら
常呂森林公園 百年記念展望塔(2022/5/16訪問)
常呂森林公園 百年記念展望塔には貨物移動機があります。
移動機のそばに解説板などはなく、詳細は不明です。
能取駅跡(訪問日2020/9/5)
湧網線 能取駅跡(1987→2020)
— 元最北のリスナー (@soya_cape) 2021年1月30日
87年の写真は廃線後の撮影でしたが駅名標は残ったままでした、現在は駅舎は無くなりましたがホームが当時のまま残っています。 pic.twitter.com/nUTtbQvvss
常呂駅跡から網走駅にかけて廃線跡はサイクリングロードとなっており、当時の車窓を追体験することができます。
能取駅跡にはホームが残存。
ここにはかつて客車も保存されていたようですが、撤去されてしまっています。
卯原内駅跡(訪問日2020/9/5)
【写真集P.150】湧網線 卯原内駅#湧網線 #廃線 #鉄道写真 #追憶の鉄路 pic.twitter.com/2P2lcvPMl5
— 北海道廃止ローカル線写真集『追憶の鉄路』 (@tsuioku_railway) 2020年5月16日
卯原内駅には機関車49643と客車オハ47 508、ホームが残存。
機関車のそばには踏切もあり、小さな鉄道公園になっています。
廃線跡の奥には能取湖を見渡すことができる、景色の良い駅跡です。
駅名標も残存していました。
卯原内小学校資料館(未訪問)
旧卯原内駅の鉄道記念館内。
— アシャヌマちゃん (@gjm070222a) 2021年5月26日
ガラスケース内にスタンプがありましたが、右のさよなら湧網線以外は網走駅のものでしたね。
押してぇ〜‼️ pic.twitter.com/58bRFyIiBk
卯原内駅に隣接する建物は資料館となっており、湧網線の資料が展示されています。
網走駅(訪問日2020/9/5)
【終点の肖像】
— トレインタイムス(YouTubeにてLIVE他公開中) (@TrainTimesCIC) 2020年6月17日
網走駅0番線ホーム、能取・佐呂間・湧別方面に折返となるキハ22が一つ入って来た。
平坦な路線の為に山岳路線の留辺蘂経由のバイパス機能も期待して作られた湧網線。
観光路線としてこれ程最適な路線も無かったが、静かにここから発車してゆく単行の列車を見た終点の肖像。 pic.twitter.com/U22hBAdGnJ
湧網線の終点、網走駅。
駅舎は昭和の時代そのままです。赤い「網走駅」の文字が昔らしくていいですね。
(2023/2/8撮影)
かつての湧網線は、1番線の向かいにあった0番線から出発していました。