万字線の跡を巡ります。
- 万字線とは
- 志文駅(準備中)
- 岩見沢郷土科学館(訪問日2021/2/20)
- 上志文駅跡(訪問日:2019/4/21)
- 朝日駅跡(訪問日 2021/10/20)
- 朝日コミュニティ交流センター(訪問日2022/5/12)
- 美流渡駅跡(訪問日 2021/10/20)
- 万字駅跡(訪問日 2019/4/21)
万字線とは
万字線は室蘭本線の志文駅と万字炭山駅を結ぶ路線で、石炭を輸送する目的で大正3年(1914年)に開業しました。
炭鉱の発展とともに沿線はにぎわいましたが、炭鉱の閉鎖に伴い昭和60年(1985年)に廃止されています。
志文駅(準備中)
かつて志文駅は2面4線で、今の駅舎がある旧1番線から万字線が発着していた。
— らぷしちぇぷ (@BlitzenBP) 2019年7月7日
跨線橋は旧駅舎まで延びていたようで、短縮したような跡が
2019.7.4 pic.twitter.com/fwE8dCHGvL
志文駅は未訪問。万字線が分岐していただけに、広い構内となっているようです。
岩見沢郷土科学館(訪問日2021/2/20)
廃線跡のページを見てもなかなか情報が出てこない岩見沢の郷土資料館。
実はここにも鉄道関連の資料があります。
資料館の鉄道コーナーには、万字線や幌内線の写真、転轍機など多くの展示物があります。
運転士が使用している時刻表や駅の作業内規もありました。
上志文駅跡(訪問日:2019/4/21)
岩見沢を出て一つ目の駅、上志文は駅舎が残存。
スキー場の倉庫として利用されています。
「上志文駅」の表記も残存。
駅裏の構造は、いかにも昭和の駅舎といったたたずまい。
朝日駅跡(訪問日 2021/10/20)
上志文の次の駅、朝日は駅舎が残存。
近年行われたリニューアルで、たいぶきれいになりました。
駅舎はきれいに塗りなおされた影響で、当時の雰囲気を感じるのは難しくなってしまいました。
ホームも残存しており、線路には機関車B201が展示されていました。
線路は山側に続いているように見えますが、少し行ったところで途切れていました。
(訪問日 2019/4/21)
2019年訪問時は駅舎の整理中でした。
駅舎の外には札幌鉄道管理局の啓発ポスター。
このあとこのポスターこのあとどうなってしまったのか....
朝日コミュニティ交流センター(訪問日2022/5/12)
朝日コミュニティ交流センターには、万字線にまつわる資料が展示されています。
展示内容は写真中心なので、鉄道資料を見に来ている人からすると物足りないかもしれません。
この資料館は美流渡の西側にあった万字線鉄道資料館と、美流渡のバスターミナルにあった資料館を統合したものなのですが、2つの施設の収蔵物の量にしては少ないです。もともと展示されていた資料はどこにいってしまったのでしょうか...
美流渡駅跡(訪問日 2021/10/20)
美流渡の駅は道路となっており、石碑が立っています。
(2022/5/12撮影)
駅の痕跡はほとんど残っていないのですが、自転車置き場から少し離れたところに車止めがポツンと置かれています。
万字駅跡(訪問日 2019/4/21)
万字駅跡は駅舎が現存。
簡易郵便局となっています。
万字駅は谷の中にありました。
駅裏にはホームに下る階段が現存しています。