幌内線駅跡まとめ

幌内線の跡をめぐります。

 

幌内線とは

幌内線岩見沢-幾春別/幌内を結ぶ路線で、このうち幌内までの路線は明治15年(1882年)開業と、道内で最も古い路線でした。

最盛期は石炭を運ぶ貨車でにぎわいましたが、炭鉱の閉鎖に伴い昭和62年(1987年)に廃止されています。

 

岩見沢駅(訪問日2023年2月8日)

平成になってから駅舎が建て替えられた岩見沢駅ですが、ホームは昭和の面影を色濃く残しています。

 

萱野駅跡(訪問日:2019/5/12)

 

萱野駅は駅舎とホームが残存しています。

駅舎はライダーハウスとして利用されています。

 

線路には車掌車が展示されています。

駅名標国鉄フォントですが、隣駅が幌内太と書いてあるのを見るにレプリカなのでしょう。

 

三笠駅跡(訪問日:2019/5/12)

 

(2021/8/8撮影)

幾春別に向かう本線と幌内に向かう支線が分岐していた三笠駅。

駅舎は解体されてしまいましたが、こ線橋とホームが残っています。

 

ホームにはDD51、ホッパ車、車掌車が据え付けられています。

このアングルから見ると、さながら現役時代のようです。

 

側線にはキハ82が編成ごと展示されています。

状態はあまりよくないですが、末永く保存されてほしいものです。

 

三笠駅の現役時代の画像はこちら

三笠駅 : プラットホームの旅

 

 

唐松駅跡(訪問日2020/9/20)

 

唐松駅は駅舎とホームが残存しています。

 

駅舎内部にも入ることができます。

廃止当時の張り紙も残存。

 

駅裏を通ってホームに行くこともできます。

このアングルから撮ると、さながら現役のよう。

 

駅舎裏手のホームも残っており、きれいに整備されています。

 

おまけ 奔別炭鉱(訪問日2019年8月4日)

終点の幾春別駅からは、奔別炭鉱向かう引き込み線が伸びていました。

通常この炭鉱は立ち入り禁止になっていますが、夏の期間限定で解放されていることがあります。

 

立坑のそばにはホッパーがあります。現在このホッパーは倒壊の危険があるとのことで立ち入り禁止となっていますが、この建物の下には線路があるとかないとか...

 

幌内住吉駅(準備中)

幌内支線に入って幌内住吉駅

ホームが残っていますが、未訪問。

 

幌内駅(訪問日2020年9月20日)

 

幌内駅は線路が残っていますが、どこまでが現役で使用されていたものなのか不明。

今後詳しく調べてみたいですね。