広尾線駅跡まとめ

広尾線の痕跡をたどります。

昭和末期には入場券のブームがおきたこともあり、比較的痕跡が多く残っています。

 

広尾線とは

広尾線とは帯広駅から広尾駅までを結ぶ路線で、帯広-中札内が昭和4年(1929年)に開業したのを皮切りに、昭和7年(1932年)に広尾駅まで開業しています。

十勝地方の農産物や人を運んでいましたが、利用客の減少により昭和62年(1987年)に廃止されています。

 

帯広駅(訪問日 2023/8/28)

帯広駅から依田駅にかけては、遊歩道が整備されています。

 

北愛国の駅名標(訪問日2022/6/7)

北愛国、大樹、大正の駅名標はが釧路に保存されます。

 

この場所の地図

 

 

愛国駅跡(訪問日:2019/8/10)

 

愛国駅は駅舎が残存。

ホーム上には9600型機関車が保存されています。

駅舎内の区画は取り払われ、当時の品々が展示されています。

 

駅舎の横には大木があります。

当時からあったものでしょう。

駅裏手には車掌車が放置されています。

 

大正駅跡(訪問日:2019/8/10)

大正駅跡には、復元されたホームが残っています。

 

幸福駅跡(訪問日2023/8/28)

幸福駅は、再建された駅舎が残っています。

 

ホームも残っており、キハ22も保存されています。

 

ホームの端には停止目標が残存していました。

 

車内も公開されており、当時の汽車旅を追体験することができます。

 

忠類駅跡(訪問日:2019/8/10)

(2023/8/28撮影)
忠類駅は駅舎が残存しています。

 

この駅の素晴らしいところは、駅舎内がほとんど廃止時のままであるところ。

個人的には道内で一番好きな駅舎です。

 

駅舎を裏手から。

こちらもしっかりと廃止当時の面影を残しています。

 

駅裏手には貨車が保存されています。

 

中札内駅跡(訪問日:2018/12/30)

 

中札内駅跡は、鉄道記念公園となっており、ホームの一部が保存されています。

 

ホームの横には貨車が保存されています。

会社は改造されており、車内に入ることもできます。

 

大樹駅跡(訪問日:2019/8/10)

 

駅舎とホームが残存。

地元企業のオフィスとして利用されています。

外から見たところ、窓口など建物の内部にもあまり手が加えられていないようです。

 

(2023/8/27訪問)

駅裏手には駅名標も復元されていました。

 

大樹町郷土資料館(準備中)

大樹町郷土資料館には、大樹町内の駅で使用されていた品が展示されています。

開館している時期が少ないため難易度が高いのですが、ぜひとも行ってみたい場所です。

 

新生駅跡(訪問日:2019/8/11)

本来あった場所から少し離れた場所に待合室が残存しています。

無造作に置かれた鉄道模型のストラクチャーのよう...

 

広尾駅跡(訪問日:2019/8/11)

駅跡地はちょっとした公園になっています。

C11の動輪。転轍機標識、腕木式信号機が保存されています。

 

広尾町郷土文化保存伝習館(準備中)

広尾町郷土文化保存伝習館では、広尾駅跡にあった鉄道記念館で使用されていた品が移設、展示されています。

近いうちに訪れてみたいと思います。