標津線跡まとめ

標津線の跡をめぐります。

 

 

 

標茶駅(2022/6/7訪問)

 

標津線の起点、標茶駅。

昔からの駅舎が残っています。

近年取り付けられた「標茶驛」の看板が邪魔をして昔からの文字が隠れています。

 

上屋の形状は変わっていますが、標津線が発着していた3番線は現役で使用されています。

 

標茶町博物館(未訪問)

標茶町にある博物館では、鉄道関係の資料が展示されているそうです。

行ってみたいですね。

 

光進駅跡(2022/6/7訪問)

 

光進駅はホームが残存。

近年には駅名標も復元され、ここが駅だったことを物語っています。

 

西春別駅跡(2022/6/7訪問)

 

西春別の駅跡は資料館になっており、標津線で使用された品々が展示されています。

 

西春別駅の看板のほか、時刻表や保線モーターカーも展示されていました。

 

廃止間際に運行された列車のヘッドマークも展示されています。

 

資料館の隣にはキハ22 239が展示されています。

ホームもありますが、これは当時のものではなさそうです。

 

キハ22の隣には樺太から帰ってきたD51が展示されています。

日本で使用されたものに比べてヘッドライトが大きいのが特徴です。

 

上春別駅跡(2022/6/7訪問)

 

上春別駅もホームが残存。

平原の中にポツンとある駅でした。

 

駅名標も復元されています。

 

中標津駅跡(2022/6/7訪問)

 

中標津駅跡はバスターミナルとなっており、今でも活気があります。

 

バスターミナルの中には資料館があり、バス案内所の人に言うと中を開けてくれます。

 

標津線で使用されたサボも展示されています。

 

駅名標や当時の写真などもありました。

 

中標津町郷土資料館

中標津の郷土資料館にも標津線に関する展示があります。

 

ショーケースの中には準急らうすのヘッドマークのほか、当時の切符が展示されています。

 

Nゲージのレールのそばには、標津線の駅舎の模型がありました。

 

武佐駅跡(2022/6/7訪問)

 

武佐駅は貨物ホームが残存。

わずかながらも痕跡があるとうれしいですね。

 

川北駅跡(2022/6/7訪問)

 

川北駅には、キハ22 164が保存されています。

キハ22の横にあるホームは元からあったものではなく、近年取り付けられたもののようです。

 

根室標津駅跡(2022/6/8訪問)

 

根室標津駅は転車台と駅に掲げられていた文字が残っています。

 

 

転車台横にある機関車は、圧縮空気で動くそうです。

 

根室標津駅のレールは撤去された訳ではなく、埋められているようです。

今後掘り返されるといいですね。

 

おまけ トドワラ

根室標津から観光客が目指したのは、野付半島にあるトドワラでした。

昭和の時代は枯れた木々が立ち並ぶ廃退的な光景がみられたそうですが、2020年代はそのような木々もなくなってしまい、ただの原生花園のような風景になっています。

 

 

厚床-中標津厚床支線のまとめはこちら

travelman-hokkaido.hatenablog.jp

相生線跡まとめ

相生線の跡をめぐります。

 

 

美幌駅(未訪問)

 

美幌駅には、かつて相生線が発着していた1番線が残っています。

2・3番線のホームも長いままになっており、道東の観光拠点だったことがわかります。

 

津別駅跡(訪問日2020/9/6)

津別駅の遺構はほとんど残っていませんが、信号機だけが残っています。

少しでも痕跡があるとうれしいですね。

 

津別21世紀の森キャンプ場(訪問日2020/9/6)

津別のキャンプ場には、貨物移動機と10系客車が保存されています。

 

保存されているのはオロネ10 502とスハネ16 510。

どちらも北海道の夜行列車で使用されていた車両です。

 

車内も当時のままで、かつては車内に宿泊することもできたそうです。

しかしながら2023年現在、アスベストの関係で車内での宿泊はできなくなっており、再開のめどはたっていないそうです。

 

津別町郷土資料室(未訪問)

津別町の郷土資料室には津別や本岐の看板、活汲や布川の駅名標が保存されています。

開館は5月〜10月までの期間中の毎週火曜日と金曜日ということで到達難易度も高いですが、ぜひとも行ってみたい場所です。

文化財/つべつ 緑のふるさと 愛林のまち津別町

 

訪問した人のブログはこちら

natsu168kashi.seesaa.net

 

北見相生駅跡(訪問日2020/9/6)

 

相生線の終点、北見相生駅は駅舎や線路が残っています。

 

駅名標も復元され、往年の雰囲気を残しています。

 

駅構内には多数の車両が保存されています。

キハ22 69は国鉄色が塗られています。

 

キハ22のそばにはスハフ42も保存されています。

 

雪かき車も保存されており、非常に見ごたえがあります。

 

胆振線駅跡まとめ

胆振線の跡をめぐります。

 

 

伊達紋別駅(訪問日2020/12/6)

 

胆振線は、一番右の0番線から出発していました。

現在線路はありませんが、ホームがあった痕跡は確認できます。

 

当時の伊達紋別駅の写真が掲載されているブログはこちら

伊達紋別駅 : プラットホームの旅

 

上長和駅跡(訪問日2020/12/6)

伊達紋別の次の駅、上長和駅はサイクリングロードの休憩所になっています。

ホームは再建されたものですが、駅がここにあったことがわかっていいですね。

 

当時の上長和駅の写真が掲載されているブログはこちら

上長和駅 : プラットホームの旅

 

壮瞥町郷土資料館(訪問日2022/2/10)

壮瞥町の郷土資料館には、胆振線で使用されていた資料が展示されています。

 

館内には、壮瞥駅の看板・さよなら運転で使用されたヘッドマークが展示されています。

 

蟠渓駅跡

蟠渓駅跡はホームが一部残っています。

近年までホームが丸ごと残っていたのですが、道路の改良工事に伴ってホームが削り取られてしまいました。

 

御園駅跡(訪問日2021/4/25)

 

御園駅跡は、ホームが残存しています。

ただし夏場は藪に覆われてしまうため、到達困難になってしまう場所です。

 

駅舎側には貨物ホームも残っています。

 

御園駅周辺はほとんど人家が残っておらず、さみしい雰囲気です。

 

当時の御園駅の写真が掲載されているブログはこちら

御園駅 : プラットホームの旅

 

雪月花廊(訪問日 2023/5/1)

胆振線から少し離れた場所にあるレトロカフェ「雪月花廊」。

ここには胆振線の資料が展示されています。資料館への入場は無料です。

 

教室だった場所が丸々資料館となっており、御園駅・喜茂別駅で使用されたものが展示されています。

 

胆振線廃止時のヘッドマーク

 

連動図表も展示されていました。

 

京極町生涯学習センター湧学館(準備中)

胆振線で使用されていたサボなどが展示されているそうですが、未訪問。

近いうちに訪れたいですね。

 

北岡駅跡(訪問日2020/7/11)

 

北岡駅は待合室が残存。

踏切だった場所のコンクリートが異なるので、どこが線路だったかはつかみやすいです。

 

当時の北岡駅の写真が掲載されているブログはこちら

北岡駅 : プラットホームの旅

 

寒別駅跡(訪問日2020/7/11)

ホームのみが残存しています。

かつて線路があった場所は畑となっており、ホームがなければここに鉄道がとおっていたと感じることはできません

 

当時の寒別駅の写真が掲載されているブログはこちら

寒別駅 : プラットホームの旅

 

六郷駅跡(訪問日2020/7/11)

六郷駅跡は、胆振線で唯一の鉄道公園となっています。

 

ホームには車掌車とオハ46が保存されており、駅名標も残存しています。

ここから撮ると、さながら現役のようです。

 

客車内に入ることはできませんが、デッキからのぞき込むことはできます。

車内は荒れており、保存状態は良くありません。

 

当時の六郷駅の写真が掲載されているブログはこちら

六郷駅 : プラットホームの旅

 

倶知安風土館

六郷駅近くには倶知安風土館があります。

俱知安の自然・暮らしに関する展示をしている施設です。

 

風土館の中には、一部屋まるまる鉄道の展示を行っているコーナーがあります。

ベンチもあり、雰囲気はさながら駅の待合室のようでした。

 

倶知安駅町公民館(訪問日2020/7/11)

駅から少し離れた公民館には、9600が保存されています。

 

駅名標も残存。

 

当時の倶知安駅の写真が掲載されているブログはこちら

こくてつ胆振線 倶知安駅 : プラットホームの旅

上砂川支線跡まとめ

函館本線、上砂川支線の跡を巡ります。

 

 

砂川駅(2022/5/12訪問)

 

上砂川支線の起点、砂川駅。

かつてはこ線橋が写真手前まで伸びており、上砂川支線専用ホームにつながっていました。

 

かつて上砂川支線が通っていた場所には、集合住宅が建てられています。

コンクリート部分にはレールが埋められ、ここがかつて線路であったことを示しています。

 

廃線跡は一旦砂川市地域交流センターゆうの中を通り、東へと進んでいきます。

レンガによって線路の跡がわかります。

 

鶉駅跡(2022/5/12訪問)

 

上砂川支線の中間に位置する鶉駅。駅舎が現存しています。

廃止後駅は喫茶店として利用されていましたが、2023年現在は閉店しています。

 

上砂川駅跡(2022/5/12訪問)

 

上砂川支線の終点、上砂川駅。

駅舎は90度移設されて保存されています。

ドラマ「昨日、悲別で」の撮影で使用されていたこともあり、「悲別駅」の看板も残っています。

 

駅舎内部には、運賃表が残っています。

 

時刻表も残存。

砂川での接続列車も書かれています。

 

駅のホームも保存され、ホームにはスユニ60 218が据え付けられています。

補修をしている様子はないので、状態は悪いです。

 

かみすながわ炭鉱館(2022/8/21訪問)

上砂川駅から少し進んだところにあるかみすながわ炭鉱館。

鉄道関連の資料はありませんが、当時の模型が残っています。

 

当時の炭鉱の様子を俯瞰的に見ることができる模型。

上砂川駅から専用線が伸びていたことがわかります。

 

地下の構造がわかる模型。

石炭を地下から輸送し、貨物列車でそのまま運び出せる構造になっていました。

羽幌線跡まとめ①(留萌-羽幌)

羽幌線の跡をめぐります。

 

 

留萌駅跡(2021/1/16撮影)

留萌駅は駅舎が残っていますが、再開発計画によって解体されるようです。

ターミナル駅らしい風格が漂う立派な駅舎でした。

 

(2021/6/26撮影)
留萌本線とホームと羽幌線のホームは離れており、両者は長いこ線橋で結ばれていました。

廃止後羽幌線のホームは撤去、不自然に突き出たこ線橋が残っていました。

 

三泊駅跡(2021/1/16撮影)

 

留萌の次の駅、三泊駅は羽幌線で唯一駅舎が残る駅。

駅舎はバスの待合室として利用されています。

 

待合室には、駅であったことを示す痕跡はありませんでした。

 

大椴駅

今は跡形もない大椴駅。

比較的大きな駅舎だったのですね。

 

力昼駅

駅名標が割れています。

暴風で破損してしまったのでしょうか。

 

古丹別駅

内陸に入ったところにあった古丹別駅。

現在でも駅前倉庫が残っており、駅だったことを感じさせます。

 

上平駅

上平駅は、こぢんまりとした駅舎。

 

苫前駅

巨大な駅舎だった苫前の駅。

現在は跡形もありません。

 

苫前町郷土資料館(2021/6/26撮影)

苫前の郷土資料館には、わずかながらも羽幌線の資料が残っています。

 

資料館は、自然や生活に関する展示がメインです。

三毛別羆事件の展示もあります。

 

別館に少しだけある羽幌線コーナー。

三泊、古丹別、苫前の駅名標などが展示されています。

 

ショーケースの中には、電話や細々した部品など、かなりマニアックな部品がはいっています。

 

サボや力昼駅の看板などもありました。

 

羽幌駅

羽幌駅跡は現在バスターミナルとなっており、当時の面影はありません。

 

後半に続きます。

travelman-hokkaido.hatenablog.jp

羽幌線跡まとめ②(羽幌-幌延)

羽幌線の跡をめぐります。

留萌-羽幌の痕跡をたどった前編はこちら

travelman-hokkaido.hatenablog.jp

 

 

築別駅

築別駅は貨物ホームが残存。

近くの家は駅名標を所有しているらしく、ネットにはその駅名標を貸してくれたとの書き込みも散見されます。

 

天塩有明駅

今はなにも残っていない天塩有明駅

渋いたたずまいの駅舎だったのですね。

 

初山別駅

現在は取り壊されてしまった初山別駅。

街の中心地らしく、比較的規模の大きい駅でした。

 

初山別郷土資料館(2021/8/14撮影)

旧豊岬小学校にある初山別郷土資料館。

お盆のときに一般公開されています。

 

資料館の内部には鉄道コーナーがあり、羽幌線で使用されていた品々が展示されています。

ほとんど開館しない施設だけあって、保存状態も良好です。

 

駅で使用されていた切符入れ。

当時の切符が入ってるのは初めて見ました。

 

初山別駅の看板、駅で使用された注意書きも保存されています。

 

豊岬駅

豊岬小学校近くにあった豊岬駅。

小さな集落にあったこぢんまりとした駅だったようです。

 

天塩大沢駅

待合室があるだけの小さな駅だったようです。

ローカル線らしくて味わい深いですね。

 

歌越駅

無骨な駅舎が哀愁を誘います。

2023年現在は跡形もなくなってしまいました。

 

遠別駅

特徴的な遠別の駅。

こちらも今は跡形もありません...

 

遠別町郷土資料館(2021/8/14撮影)(一部準備中)

遠別町郷土資料館収集館には、遠別駅で使用されていたモーターカーが展示されています。

 

内部には遠別駅の看板のほか、羽幌行きのサボなどが展示されているようです。

Request Rejected

 

ちなみに左の倉庫には消防車が展示されており、その横には歌越、遠別、丸松の駅名標があるそうです。

遠別町の歴史!!【ちょっと暮らし生活体験1~その3~】 – おいでよ、ひだりうえ。

 

モーターカーにはスノープラウも付属しています。

駅構内の除雪で活躍したのでしょう。

 

丸松駅

小規模だった丸松駅。

ポツンと駅舎だけがある風景も良いですよね。



更岸小学校跡(2021/7/3訪問)

更岸小学校の跡には更岸、干拓駅名標が展示されています。

 

駅名標のとなりには、踏切の警報も置かれていました。

 

干拓駅名標は破損してしまっています。

 

天塩駅跡(2021/1/16訪問)

 

天塩駅跡にはなにもありませんが、駅前食堂のところに駅名標があります。

ちなみに天塩の資料館には鉄道関連の展示はありません。

 

川口駅

ものすごく小さな北川口駅

ほとんど人は入らなそうですね。

 

振老駅

振老駅も北川口駅同様小さな駅舎。

 

幌延駅(2021/1/16撮影)

 

幌延駅は、国鉄時代からの駅舎が残ります。

 

こ線橋は残存していますが、2/3番線ホームにかかっていた屋根は撤去されてしまいました。

士幌線跡まとめ

士幌線の跡を巡ります

 

音更駅跡(2021/10/12訪問)

 

音更駅の跡は公園となっており、8600型蒸気機関車(48624)と雪かき車、車掌車が展示されています。

48624はボイラー室の一部がくりぬかれており、蒸気機関車の動く仕組みを学ぶことができます。

 

状態は悪いものの、屋根はあるため、車体が腐食するなどはさなそうです。

 

士幌駅跡(2021/2/8・2021/10/12訪問)

 

士幌駅跡は交通公園になっています。

士幌線の中で唯一駅舎が残る駅です。

 

駅舎内はカーペット敷きとなっており、現役時代の面影はあまり感じられなません。

 

駅裏には当時のホームと線路が保存されており、昭和の雰囲気を醸し出しています。

 

木柱に残る「帯広行」の表記

柱についている電球も相まって、哀愁を感じさせます。

 

道の駅かみしほろ(模型は移転済み)(2021/2/8訪問)

士幌線跡に並行する国道241号線にある道の駅かみしほろ。

一時期、士幌線ジオラマが展示されていたことがありました。

 

第5音更橋梁のジオラマ

谷の形状もしっかりと表現されており、かなり高い完成度です。

 

こちらは幌加駅のジオラマ

現在あたりに人家はありませんが、当時はこのような雰囲気だったのですね。

 

第三音更川橋梁(2021/10/12訪問)

糠平の前にある第3音更川橋梁。

橋には線路が敷きなおされ、橋の上にはトロッコが置かれています。

 

糠平駅跡(2021/10/12訪問)

 

糠平駅周辺は復元された線路が残っています。

なおこの線路はトロッコを走らせるために復元されたものですが、トロッコ体験は2019年度をもって終了してしまったようです。

 

 

レールは森林の中を縫うように走っており、かなり良い雰囲気です。

 

線路は糠平駅を中心として復元されています。

糠平駅があった場所には、駅名標を模したモニュメントが置かれています。

 

駅名標のモニュメントの前には、車掌車が置かれています。

こちらの線路は現役時代からあるもののようです。

 

上士幌町鉄道資料館(2021/10/12訪問)

糠平駅跡には鉄道資料館があり、士幌線で使用されていた品々が展示されています。

 

当時の時刻表も展示されています。

 

乗車券類も展示されており、なかなか見ごたえがあります。

 

当時のポスター。

緑豊かなぬかびら湖の様子は、今も昔も変わっていません。

 

幌加駅跡(2021/10/12訪問)

糠平から北に進んだところにある幌加駅跡。ホームと線路が残っています。

林業で栄えた街だったそうですが、今は駅周辺に人家はありません。

 

駅端にある転轍機は、実際に動かすことができます。

 

十勝三股駅跡(2021/10/12訪問)

 

士幌線の終点、十勝三股。

駅は残っていませんが、代行バスの待合室には駅で使用されていた品々が残ります。

 

忘れ物の掲示板には、「上の品は駅長室に保管してあります」の文字が書かれていました。

 

本棚は、1970年から始めたキャンペーン「Discover Japan」で使用されたスタンプ台と思しきものも残っています。

 

三股山荘(準備中)

十勝三股駅近くにある三股山荘。

十勝三股駅ジオラマがあるそうです。行ってみたいですね。